11月も中旬をむかえ、暖かさと寒さが入りまじり、外に出かけたくなる気候が続いています。 まだまだ新型コロナウィルスのことに注意をはらいながらではありますが、歴史や記憶をめぐる学びや体験に足をはこんでみてはいかがでしょうか??今回のメールニュースでは現地で楽しむツアーやワークショップをご紹介します。
宮城県と福島県の県境にある山元町は、東日本大震災による大津波によって甚大な被害を受けました。その爪痕を後世に伝える努力をしながら、新しい町として復興していく活動は全国的にも注目されています。この度、その山元町で日帰りツアーを実施します。 ツアーを一緒に巡るのは「NPO法人ポラリス」のみなさん。ポラリスは、地元のいちご農園での就農や、障害のある人の芸術文化を通じた社会参加を支援する「こう・ふくアトリエ」、防災センターでの生涯学習「こぐまサロン」など、地域にとって大切な活動に取り組んでいます。 山元町で活動している地元の方々と、震災や現在の話を直接聴いて交流したり、訪れる先々でおいしいものやアートも堪能しながら、震災の記憶を巡るツアーにぜひご参加ください。
「ポラリスさんと巡る震災の記憶:山元町ツアー」 旅程
※本ツアーは「アートミーツケア学会」の関連企画として開催いたします。 https://artmeetscare.org/2021/11/01/fringe2/
平城京の時代からさまざまな人たちが生活を営んできました。昔から土はいつも身近にあり、生活の道具や仕事に使われ、今にいたります。 私たちは障害のある人たちとものづくりを考えるなかで、自分たちの地域にある素材から新しい可能性を探るプロジェクトをはじめました。 このワークショップは私たちの足元にある平城京の土をつかって学び、触れ、楽しみながら土をつかって布を染めたり、紙を漉いてみます。みなさんのご来場をお待ちしております!
プログラム内容(各回とも同じ内容) 【1】はじまりのお話 いま足元にある土がどうやって生まれたのか。紙芝居をつかって、地球と土と人の関係について学びます。 【2】平城京の土をつかった創作体験 平城京から発掘された希少な土をつかって、布に染めたり、土器のかたちに紙をすいたりします。 ファシリテーター:高橋孝治 株式会社良品計画の企画デザイン室に勤務した後、2015年に愛知県知多半島に移住。 中世から窯業が続く常滑に拠点を置き、プロダクトデザインを軸に様々なプロジェクトを行う。 2016-2018年常滑市陶業陶芸振興事業 推進コーディネーター。 2017-2019年六古窯日本遺産活用協議会クリエイティブ・ディレクター。
■会場へのアクセス 公共交通機関、お車でのご来場が可能です。お車のご利用の方は、「県営奈良めぐり平城京跡前自動車駐車場」をご利用ください。詳しくは平城京跡歴史公園の公式webサイトをご覧ください。 https://www.heijo-park.go.jp/infomation/access/
主催:一般財団法人たんぽぽの家/文化庁 共催:平城宮跡管理センター 協力:奈良市埋蔵文化財調査センター、社会福祉法人わたぼうしの会 ■お問合せ先 一般財団法人たんぽぽの家 〒630-8044 奈良市六条西3-25-4 Tel 0742-43-7055 Fax 0742-49-5501 E-mail nt@popo.or.jp 本事業は、令和3年度 文化庁委託事業「障害者による芸術文化活動推進事業(文化芸術による共生社会の推進を含む)」の一環で実施します。
土と人との関係を、ものづくりや地域の文化とともに学ぶプロジェクト「CLAY WORKS(クレイ ワークス」。 障害のある人たちと伝統工芸との協働をとおしてあたらしい仕事を作る NEW TRADAITIONAL(ニュー トラディショナル) の一環として取り組んでいます。 この度、古都奈良や京都に点在する土壁をめぐり、民衆や職人たちがどのように土と触れあい、仕事や生活に関わってきたかを学びます。
いまから17年前、山の辺の道をめぐり、その道中で土でできた小屋を探訪した様子をおさめた「奈良・山の辺の道 泥小屋探訪」(INAX出版)。 この本の出版に関わり、土の魅力を知り尽くしたお二人をお招きし、再びこの地域を訪れ、土地の人の手による素朴な土壁や建造物をめぐります。
社寺や茶室など、京都の歴史文化を彩るさまざまな建築。そこに欠かせない土壁は、熟練した職人たちが代々継承してきた技術と美的価値観により、ほかにはない彩りを見せています。 左官職人としての修行を経て、建築家として京都を拠点に活動する森田一弥さんとともにめぐります。
※本事業は、令和3年度 文化庁委託事業「障害者による芸術文化活動推進事業(文化芸術による共生社会の推進を含む)」の一環で実施します。
食べることは、生命を、人との関係を、そして地域の文化をつくり、つないでいくことでもあります。わたしたちは今回、地域の課題に対し「食」をとおしてさまざまなアプローチをする活動に出会いました。 食卓のまわりにはかならず人がいます。食をとおした貧困支援、異文化理解、就労支援、居場所づくりなどの実践者たちの言葉から、わたしたち一人ひとりがどのように貢献できるかをともに考え、持続可能な社会を作るために動くきっかけをつくりたいと思います。 GOOD JOB STOREでは同時にオンラインマルシェを開催していますので、こちらもあわせてお楽しみください。
エイブルアート・カンパニーは、障害のある人のアートを社会に発信して仕事につなげるための組織です。アート作品にだれでも簡単にアクセスできたり、商品化したりデザインとして使用できる仕組みをつくるために、2007 年4 月に設立しました。現在、119 名のアーティストの作品13,427 点をベースに仕事の機会をつくっています。 ご自身のさらなる活動の展開に向けて、表現の可能性やその発表の機会をひらいていきたいと思う方を募集します。あなたのアートを社会に発信し、仕事につなげてみませんか。ご応募お待ちしています。 https://ableartcom.jp/news/13th_new_artists/
Good Job! プロジェクトは、障害のある人と協働し、新しい仕事・はたらき方を生み出すことで、一人ひとりが誰かとつながりながら個性や能力を発揮できることを目指しています。具体的な仕事づくりの実践、世の中への発信、地域のネットワークづくり、相談窓口などを行っています。 "だれもが所得の1%を寄付する社会" の実現を目指すオンライン寄付サイト「GiveOne(ギブワン)」から本プロジェクトを応援いただければ幸いです。